読書百冊意自通ズ覚書

本について考えさせられたことの記述及び感想を掲載中。
日々における捕らぬ狸の皮の足跡&呟きも。

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最近読んだマンガ・ラノベはFacebookにて。基本オススメ作品です。
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#108 挨拶はむづかしい
 拶に関するエッセイだと勝手に思っていたが、何のことはない、丸谷が今まで実際にしてきた挨拶集だった。
 しかし、驚くくらい様々な場面で挨拶をしている。作家も丸谷くらいになると#1、挨拶する機会も多くなるのだろう。かなり色々な人と交流があるのだな、と改めて感心した。明治あたりから始まった(のではないかと思われる)今はなき近代日本文学のサロン文化、というようなものを感じさせられる。
 内容そのものは、 特別面白いというものでもなかった。(失礼)きっと「挨拶の名手」は世の中にもっといることだろう。#2もっとも、字で読んでいるだけで、その場の雰囲気とか語り口調はわからないので、挨拶としてトータルでどんなものか判断できないが。

 面白かった部分を少し。
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|K | [Domestic]丸谷 才一 |comments(0) | trackbacks(0) |
#052 アムリタ/上下
 #1『うたかた・サンクチュアリ』より、個人的にはずっと面白かった。妹の元恋人・竜一郎という人がうまく書けていたし、主人公・朔美の雰囲気も良かったと思う。メッセージ性みたいなものも感じられた。
 このお話の、霊が見えるようになっちゃった弟・由男や、霊を慰めることができてしまうさせ子、朔美自身が頭を打って記憶を亡くしたことや、美しい妹を亡くしたことなんかが、きっと読者を癒すんだろう。
 そう理解するものの、個人的な感想としては、そういう部分にあまり興味は持てなかった。それはどこに理由があるのか、よくわからない。好みの話じゃないのかもしれないし、ピンとこないというヤツかもしれない。一つには、文章が軽すぎる#2とは言えるだろう。読みやすくていいけれど。
 そんな感想抱きつつ、一通りベストセラー作を読んだら、「吉本ばなな論」を読んでみるのがいいのかもしれないと思った。この作家からみんなが何を感じ、受け取っているのか、新しい側面から紐解けるかもしれない。

 人がどう読むか。それが知りたいから、この覚書を続けている。 
December 13, 2003


notes
#1:
吉本ばななの、自分が読んだ前作という意味。

#2:
あくまで自分にとっては。


|K | [Domestic]吉本 ばなな |comments(0) | trackbacks(0) |
#050 シャーロック・ホームズ最後の挨拶
 ャーロック・ホームズの作品もだいぶ読んでしまったが、いつ何時その作品をひも解いても、その楽しみというものが損なわれることがない。どんな時もホームズとワトソン博士に再び巡り会える楽しみを感じさせてくれる。だからこそ、世にはシャーロキアンなる人々が存在しているに違いない。
 ホームズの探偵小説を読む楽しみというのは、作品そのものが面白いということもあるけれど、19世紀当時のイギリス、ロンドンを想像しながら読むのが、またその愉しみの一つである。

 今回の短編集で特に注目すべきは、やはり8編目の「最後の挨拶」だろう。ホームズ愛読者をして、これが最後だと思うと寂しさを感じる。
 けれども訳者が解説で言っているように、ドイルはホームズに「最後の挨拶」は述べさせなかったし、60歳(!)になった彼は「少しも衰えを見せ」てはいないのが嬉しい。
 まだまだこれから、かねてからの念願だった養蜂をし、読書を楽しみ、時折、今までと変わらぬ怜悧な瞳を閃かせ、素晴らしい英知を以て、誰も解き明かせぬ難事件を解決しているであろう彼の姿を、遠く見つめる思いでこの本を閉じることができる。
 20世紀最高の名探偵、シャーロック・ホームズ氏に敬意を表して。
December 12, 2002
|K | [Foreign]C. ドイル |comments(0) | trackbacks(0) |
#049 マイ・ロスト・シティー
 頭の「フィッツジェラルド体験」で、本書の訳者・村上春樹がいかに優れた評論家でもあるか、証明されているように思う。
 作品を読む前に、その内容に驚かされ、感心させられてしまった。
 むろん、タイトルに「体験」とあるように、極めて個人的な体験に基づいての記述で、それは「ある作家が読者を魅了する」という、作家の作家に対する憧憬の告白的内容であり、正確には評論とは言えないかもしれない。しかしながら、その内容は平凡な書評を凌駕する。
「フィッツジェラルドの小説世界」は、訳者自身が読者という立場で書かれているため、我々と同じ視点で読むことができるし、またその文章が「作家」である著者の巧みな表現により、読みやすく、興味深いものとなっている。
「フィッツジェラルドの小説世界」と「作品と生涯」のフィッツジェラルドについての解説は、こちらも評論家顔負けの内容になっている。表現はわかりやすく、ある種の小説の一節のように巧みである。
 作家である訳者が、「いったいその中の何が僕を魅きつけるのか」を「自分なりにただ掴」むために「虫めがねで覗くように文章を調べあげた」だけのことはある。ここに、研究者、もしくは評論家としても、村上春樹がたいへん優れた作家であることが明らかにされていると言えよう。

 収録された六つの作品すべてについて書き連ねることはできないので、心に残ったものを取り上げてみる。

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|K | [Foreign]S. フィッツジェラルド |comments(0) | trackbacks(0) |
#048 ホンモノの日本語を話していますか?
 近、「日本語について」書かれた本がちょっとしたブームになっていた。ブームの火付け役は『声に出して読みたい日本語』という本だったと記憶している。この本が売れ始めてしばらくすると、雨後の筍の如くに似たようなタイトルの本が続出した。日本語がどうとか、国語がどうとか、そういう内容の本だ。
 この本もその手の波に乗った本、に思えるし、実際内容のジャンルについては全く同じなのだけれど、この本こそ、書くのに相応しい人の著作であるというところが、他のどの本とも違うところと言えるだろう。
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|K | [Domestic]金田一 春彦 |comments(0) | trackbacks(0) |
丸谷才一氏ら5人に文化勲章
ニュース!嬉しい!

もらうべき人がもらったと言えるでしょう。
これを機に、丸谷の本を読んでくれる人が増えるといいな。
特に日本語論。
|K | spoor & twitter |comments(0) | trackbacks(0) |
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