読書百冊意自通ズ覚書

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#093 英語を子どもに教えるな
 の本を見つけた時、『英語を子どもに教えるな』というタイトルに興味を引かれ、軽い気持ち(流し読みすればいいやという)で購入した。英語(に限らず語学の)学習得には、幼い時期がより好ましいハズだという一般的な認識を持っていたし、その時「今更(今頃)語学の勉強などしてどうする」と言われた事もあって、「子どもに教えるな」という主張の根拠が知りたかったのだ。

 けれども、著者がアメリカで日本人駐在員の子どもたちに日本語を教える中で出会った、母国語を失う子ども、セミリンガル化してしまう子どもの話にかなりの衝撃を受け、即座に引き込まれていった。特に事例として挙げられていた康平君#1などの状況を見ると、単なる読者の私でさえ空恐ろしく、気の毒になるほどだった。母国語が確立していない時期に外国語(英語)の世界に飛び込まなくてはならない幼児に課せられるリスクの高さを、私は初めて知った。と同時に、母国語が堪能な事が、外国語の高い能力を身につけるためには不可欠である事も本書によってよくわかった。それはすなわち、外国語での、=国際社会内でのコミュニケーションにおいては、自己の意見を相手にわかるように論理的かつ明確に伝える事が最も重要な事であり、人は言語で思考する#2から、その人の持つ言語(母国語)能力にコミュニケーション自体が大きく左右されるということになるのだ。
 大切なことは「私がアメリカにいる時に(中略)単に「fluent」であることに何の価値もないと言われたことがある。「英米人以外の人が英語を話す時に、期待されていることは、『fluent』に話すことではなくて、『informative』な内容を語ってくれるかどうかである」(p.108)という ことであり、本書の中では各章内のタイトルにもあるように、「ネイティブのようになる必要があるのか?」(第3章-5 p.106)、「国際社会を生き抜くために「ぺらぺら」でなければだめか?」(第3章-6 p.108)という、シンプルだが、「日本人が英語を使う意味」を根本的に捕らえて、投げかけられていると思う。母国語ではない外国語を習得する目的は、 その言語が母国語である人のように使いこなすことにあるのではなく、母国語の異なる者同士が共通の言語で話すことができることによって互いにコミュニケーションを計ることができることにある、というのは、至極あたり前のことなのだ。ただ、多くの人々がその「英語を話せるようようになる目的」が、目の前の様々な出来事や情報に惑わされて、見えなくなってしまっているのが現状だろう。
 こういった国際的な側面から──英語を取得するのに国際性を排除するのは不可能な事と言えるが──英語を学ぶということについては、第5章「外国人との「対決」が育む国際感覚」によくまとめられてある。
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|K | [Domestic]市川 力 |comments(0) | trackbacks(0) |
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